内科
循環器疾患
高血圧、狭心症、心房細動などの不整脈、そのほかの心臓疾患
最初に受付にて血圧を測定していただき、受診時の状態を把握いたします。その後、患者さんのお話をうかがい、症状や血圧の状況に応じて診察室にて血圧の再測定や心電図による検査を行います。
さらに精密検査や循環器の専門的な治療が必要な場合は、速やかに専門医への紹介をさせていただいております。
また高血圧は自覚症状が少なく、気付かないうちに動脈硬化が進行してしまう生活習慣病です。遺伝の影響もあり内服薬による治療も必要ですが、やはり普段からの食事や運動が重要です。
当クリニックでは高血圧に対して降圧薬の処方のほかに、常勤の管理栄養士により塩分制限など心臓疾患に対する食事指導も、ご都合に合わせて予約し受けることが出来ます。
呼吸器疾患
気管支喘息、急性上気道炎、急性・慢性気管支炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺気腫など)、そのほかの気管支・肺疾患
受診時の患者さんの訴えや身体症状のほか、胸部X線や酸素飽和度などを随時測定し、状況の把握をいたします。
また、夜間や労作時の呼吸症状をうかがいながら、現在の病態を考え治療方針を決定いたします。
脂質異常症
高TG(中性脂肪)血症、高LDL-コレステロール血症、低HDL-コレステロール血症など
糖尿病や高血圧と同様に、自覚症状がなく動脈硬化を進めてしまう生活習慣病です。治療に際しては、やはり普段の食事内容と運動状況が重要です。
当クリニックでは、これまでの食事内容をうかがった上で、管理栄養士による客観的な評価のもとで、無理のない食事療法を実践していただきたいと思っております。同時に日常生活の中で、できるだけ体を動かしていただいて脂質の推移を定期的に観察します。
その上で改善傾向が見られなければ、内服薬による治療を開始いたします。内服薬による治療を開始した後も、脂質の改善が見られれば随時、内服薬の減量・中止なども検討していきます。
感染症
インフルエンザ、感染性胃腸炎、かぜ症候群、尿路感染症など
当クリニックでは、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染力の強い疾患が疑われる方には一般の方とは別の待合室にて待機していただき、受診時の感染を出来る限り防ぐように配慮しております。
その際には、診察も別室にて行います。インフルエンザウイルスや溶連菌の感染が疑われる際には、迅速検査にてチェックし、原則として院内にて治療薬を処方いたします。
アレルギー疾患
花粉症、じんま疹、喘息など
発熱がなく、さらさらした鼻汁、くしゃみ、眼の痒みが頻繁にある場合は、花粉症を初めとするアレルギー疾患が疑われます。
当クリニックでは、アレルギー疾患に対して内服薬による治療とともに、点鼻薬や点眼薬による治療も併用いたしております。
また、抗アレルギー薬で眠気が強い方や、通年でアレルギー症状が出現する方、アレルギー症状が強い方などには、ヒスタミン加ヒト免疫グロブリンの注射による治療も随時行っております。