アレルギー科について
花粉症
発熱がなく、さらさらした鼻汁、くしゃみ、眼の痒みが頻繁にある場合は、花粉症を初めとするアレルギー疾患が疑われます。
当クリニックでは、アレルギー疾患に対して内服薬による治療とともに、点鼻薬や点眼薬による治療も併用いたしております。
また、抗アレルギー薬で眠気が強い方や、通年でアレルギー症状が出現する方、アレルギー症状が強い方などには、ヒスタミン加ヒト免疫グロブリンの注射による治療も随時行っております。
じんま疹
皮膚の血管から水分がもれて浮腫(むくみ)を形成する結果、かゆみを伴った紅斑や膨疹ぼうしん(境界がはっきりした扁平な隆起)が出没する疾患です。
数日以内におさまる急性じんま疹と1カ月以上出没を繰り返す慢性じんま疹とがあり、重症では全身症状を伴います。
喘息
発作性の呼吸困難、喘鳴ぜんめい、咳せきを繰り返す疾患で、慢性的な炎症が気道に起こり、気道の過敏性が亢進することがその原因と考えられています。
抗原の吸入、運動、感染、ストレスなどが喘息発作の引き金になります。吸入ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)を中心とした長期の抗炎症治療が必要となります。